漫画に自由を!21

「漫画に自由を!21」は、漫画やアニメと言ったサブカルチャーにおけるあらゆる表現の自由を、日本国憲法第21条に基づき守ろうと、独自の手法で世界に訴える事を目的として結成されたサークル(団体)です。

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03-20

2012

藤田和日郎先生、一喝!の巻

tokiwaso_4koma_01



第6回紫雲荘ワークショップ開催 『講師・藤田和日郎先生&井上和郎先生』
http://tokiwaso-street.jp/project/event/989/


今週の日曜日はトキワ荘隣の現存する紫雲荘、そこで開催されているワークショップに行って来ました。
詳細については、同行していただいた原田先生のブログを読んでいただくのが一番だと思います。

原田高夕己ブログ 『漫画のヨタ話』 第六回紫雲荘ワークショップ
http://blog.livedoor.jp/yota874harahara/archives/1681218.html
http://blog.livedoor.jp/yota874harahara/archives/1681385.html


私はといえば年末年始の激務ですっかり衰えた漫画力を何とかするため、なにか得られるものがないかと藁にもすがるような思いで申し込みした訳ですが、マグマのように噴出す藤田先生の漫画力に圧倒されました。

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紫雲荘には藤田先生と井上先生の色紙が追加されていました。

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後、平田先生の色紙も。
これは原田先生が平田先生の自宅で頂いたものですが、私もこの時お誘いを受けたのに余計な気を使って自宅訪問をお断りしてしまい、未だ後悔しています。



既にお二人とも完全に出来上がっており(漫画の話をするという意味で)、藤田先生曰く起きた二分後には漫画の事を考えるとの事。
とにかく漫画の話をするのが好きで好きでたまらないそうです。原田先生曰く、小学館のパーティーでは藤田先生を中心に、漫画創作談義をする一団が必ず出来るとか。

私の愛読する島本和彦先生の著書「吼えろペン」「新・吼えろペン」に富士鷹ジュビロ先生が登場するのですが、モデルの藤田和日郎先生全くそのままでした。


漫画家を目指す人に向けてという事で、とにかく漫画を描く。そして持ち込む。それが一番大事。
そうやってアシスタントに来た人のお尻も叩くという事で、アシスタント出身の漫画家が多いのも頷けます。

漫画の鬼、という表現がありますがまさにそんな感じ。職人気質というか、ここまで一途でなければ週刊連載を長きに渡って続ける事は出来ないのでしょう。


井上先生は少し違って、藤田先生が外にまで炎を噴出すのであれば井上先生は内側に炎をたぎらせる様な感じの方に見えました。



折角なんで漫画にしましたが、質疑応答の最後で私が、

「編集者の竹熊健太郎さんが出版社への持ち込みよりもネットで公開する方がいいといった趣旨の発言をされていましたが、これについて先生はどう思われますか?」

と質問したのですが、

竹熊さんのツイートはこれ。
https://twitter.com/#!/kentaro666/status/145805599341416448


藤田先生が一喝、

「持ち込みの苦労もしないで漫画家になれると思ってはいけない。それは夢だ。夢見ていてもプロの漫画家にはなれない!」

井上先生が補足して、

「ネットで発表して評判になる漫画もあるけど、やはり編集者の方が目が利くと思うので持ち込みの方がいいのでは。ただ電子書籍がメインになってきたら違ってくるかもしれない。」


現時点でネット公開で収入を得るという方法が確立されていないので、やはりプロとして、収入を得る職業としての漫画家の場合、投稿しなければいけませんね。

二次会の時、藤田先生はわざわざ一人一人を回って挨拶してくれまして、あの発言は新人にいつも言う事でネットで発表する事を否定する意味ではないよと付け加えてくれました。

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藤田先生も井上先生もみんなにサインして回って、私はうしおととらの凶羅を描いてもらいました。

「あばよ、弱っちいクソども!」

の名言まで描いていただき至福の極みです。


ああそれと、なんで「新吼えよペン」の「単行本にサインを頂いたかというと、島本和彦先生と藤田和日郎先生の合作が収録されている巻だからです。



二次会が終わった後、少し井上先生とお話したんですが、最後の質問を藤田先生にしてよかったと仰っていただきました。
ある意味、古い形の漫画家の象徴である藤田先生ですから、新しい漫画発表の形を問うにはある意味で最も相応しかったのではないかと。



藤田先生曰く、

「とにかく描き続ける事。描き続ければほんの少しづつ上手くなる。それを続けていけばいずれ必ず上手くなるから!」

全くもってこれに尽きると思う一日でした。
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