漫画に自由を!21

「漫画に自由を!21」は、漫画やアニメと言ったサブカルチャーにおけるあらゆる表現の自由を、日本国憲法第21条に基づき守ろうと、独自の手法で世界に訴える事を目的として結成されたサークル(団体)です。

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07-30

2013

風立ちぬ、いざ生きめやも

宮崎駿監督の遺作に相応しい映画でした。


この映画を観てどう感じるかは、人それぞれなんじゃないでしょうか。
私は私の中でしか物事を処理できませんから、私の観た「風立ちぬ」の感想しか言葉に出来ません。

ある程度の予備知識(近代史、軍事史)がなければ全く楽しめない可能性もあるし、他の宮崎駿監督作品と同じ万人受けする物と並べることは出来ないと思う。
観客に対しての説明が極端に削られていて、人によってはそのシーン(或いは登場人物)が何を意味しているのか全く判らないと言う事もありうるでしょう。


なので内容を書くとだいたいがネタバレになるので、何も書きません。私の主観だけ書きます。


正直、作品の終盤に至るまで宮崎駿監督の趣味(主に飛行機、軍用機)が大爆発していて、宮崎駿フリークの私としても、「こんな個人の趣味だけで作った映画が許されるのかなぁ?」と冷や冷やしたものでした。

いや、勿論面白いんですが、私は近代史好きでミリヲタでもあるんで内容が理解できるけど、そういったものに対する説明が全く省かれているので知らない人はどうしたらいいんだろうという不安で胸が締め付けられる感じ。

CMにもあった関東大震災のシーンにしたって、それが関東大震災であるという説明は全くありませんから。



ただラストシーンまで行くと、この映画が何かを作る事を生きがいとした者たちへの宮崎駿監督からの最期の問いかけであり、しかもその問いかけは宮崎駿監督自身へも投げかけられている事に気付かされる。

生きるということの功罪、得たものに対して失われたものの対比、罪と罰。


そこに虚しさを感じるのか、それともそれでもなお生きる事を選ぶのか、これは観客によって千差万別の結末があるのではないかと思います。

それは、空に残る飛行機雲のように。

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